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FP1級を取ったのに…その資格、私には必要なかった
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サクラ出版「女神の誕生日」プロデューサーのサクラです。
皆さんは、資格取得の勉強をしていますか？
私は50代半ばで、「FP1級」とCFPを取得しました。
当時、私は銀行で働いていました。
資格を取ると、10万円の手当が支給される制度もあり、「だったら欲しい」と思ったのが、正直なきっかけです。
けれど、それだけではありませんでした。
このまま何も変わらない毎日を過ごすことに、どこかで息苦しさを感じていました。
過去問題集を何冊も買い、通勤電車の中や、仕事が始まる前の1時間、夜の1時間を、必死で勉強に充てました。
FP3級から1級までの過去問代、検定試験代、交通費など5万円以上かかっていると思います。
10万円の手当はもらえましたが、それ以上に得られたものがありました。
それは、「やればできる」という自信です。
一方で、その資格を活かして働きたいと思ったかというと、実は、そうではありませんでした。
せっかく取ったのだから、それを活かした仕事をしなければ、、そう考える人も多いと思います。
でも、やってみたからこそ、「これは自分のやりたいことではなかった」と気づくこともあると思います。
むしろ、「違う」と気づけたこと自体が、自分を知るための一歩だったと思っています。
実際に私は、資格を取ったあと、異動を希望しても通らず、仕事へのやりがいも感じられないまま、副業を模索し始め、やがて退職を決意しました。
収入もほとんどないままのスタートでしたが、それでも、自分の人生を自分で選び直すという決断ができたのは、あのとき、一度「やり切った」経験が背中を押してくれたのだと思います。
何かを学ぶということ。
試験に挑戦するということ。
それは、資格を取るためだけの行動ではなく「自分と向き合う時間」になりました。
50代で、もう一度勉強する。
最後までやり切った。
その経験が、今もどこかで私を支えてくれています。
あなたは、変わろうとした自分を、認めてあげていますか？
今日もお聴きくださり、有り難うございました。
「女神の誕生日」って何？と思った方はこちらからご覧ください
https://consulting.sakura-adventure.net/megami/
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7月5日
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