年齢は数字ですから、数字で「〇〇歳」ってハッキリしますから。小児科領域は他の科が入りにくいです。
小児科の立場から言っても、皮膚科とか婦人科とかそういう専門科には紹介しやすくても、内科には紹介しにくいです。小児科は基本は小児の内科ですから。
実際には内科は腎臓内科、循環器内科、血液内科、神経内科、呼吸器内科、消化器内科etc...と内容は多彩です。なのに小児科はほとんどどこも「小児科」一本。それは小児は特殊で感染症や特殊な小児独特の病気以外の病気に殆どならないからです。人が病気になるのは殆どおじいちゃんとおばあちゃんになってからであって、子供や若い人は病気になりません。ほとんどなりません。
だから小児科はだいたいの病院が「小児科」一本なわけです。なので小児科が内科に相談する習慣はありません。ルートがありません。プライドもあるでしょう。
小児は赤ちゃんから中学生まで様々。
体重とか年齢とかによって治療や薬の量が変わります。成長に影響するだとかもあります。成長に悪影響及ぼしたら取り返しがつきません。そういうのに内科医は慣れてないので「子供のことは分からないので小児科に診てもらって」になります。
そんなこんなで中学生の摂食障害はシステムのハザマに落ちがちです。