私が初めて作った個人名刺が手元に残っているのですが、本当に恥ずかしいくらい「しょぼい」ものでした(笑)。
名前と顔写真、あとはメールアドレスくらいしか載せていない、ごくシンプルなものでした。当時の私は自信満々に配っていましたが、今見ると「よくこんなダサい名刺を配っていたな」と思います。
なぜ、それが「しょぼい」と気づけたのか。それは、ある名刺の専門家の方のセミナーを受けたのがきっかけでした
。その方が作っていた名刺は、私の想像とは全く違うもので、「私はこういう人間です」という人柄が伝わるようなプロフィールがぎっしりと書かれていたんです。
その方は「自分は人見知りだから、初対面の人と会話を始めるのが苦手だ」とおっしゃっていました。そこで考えたのが、名刺をきっかけに会話が広がるようにすること。
「名刺から話が広がれば、人見知りの自分でも、聞かれたことに答えるのは大丈夫だ」と。自分の好きなことや得意なことを載せておけば、それについて聞いてもらえる、と考えたそうです。
その方は、今では名刺の専門家として活躍されています。
名刺は「最初のプレゼン資料」
この話を聞いて、私はハッとしました。名刺は単なる「名前カード」ではない。「自分を紹介する、最初のプレゼン資料」だと捉えるべきだと。
そう考えると、たった1枚の名刺も決して疎かにはできません。印象に残る、インパクトのある名刺を作らないともったいないのです。
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