00:00
-00:00
【日本の教え】方言はもう一つの日本語
71
21
サクラ出版「女神の誕生日」プロデューサーのサクラです。
皆さんは、自分のふるさとの言葉、覚えていますか？
今日は、方言について少しお話ししてみようと思います。
方言は、ただの“なまり”ではありません。
そこには、土地の風土、暮らし、そして人々の心が刻まれています。
たとえば、関西でよく使われる「おおきに」は、「ありがとう」を意味する言葉。
もともとは「大いに」の意味を持ち、「とても感謝しています」という丁寧な表現です。
では、こうした方言はどうして生まれたのでしょうか？
一つ目の理由は、地理的な分断です。
山や川、海によって人々の行き来が限られていた時代、言葉はそれぞれの土地の中だけで使われ、少しずつ変化していきました。
二つ目は、江戸時代の藩制度です。
藩ごとに文化や暮らしが異なり、人の移動も制限されていたため、言葉もまた藩ごとの個性を持つようになりました。
さらに、三つ目は自然や暮らしの違い。雪国には雪の表現が多く、漁村では海にまつわる言葉が豊かです。
言葉は“生きるための道具”として、土地の生活に根ざして育ってきたのです。
そして四つ目は、言葉の変化の時間差。
都では変わっていった言葉が、地方では昔のまま使われ続け、それが“違い”となって今に残っているようです。
このように方言は、日本語のもう一つの顔であり、その地域で生きた人々の歴史や心の記録でもあります。
私は、音声配信を通して、方言やイントネーションの違いなどにふれるチャンスがあります。
その人らしさがもっとも伝わるのは、ふとこぼれる“方言まじり”の言葉なのかもしれません。
そして、私の育った長野県松本にも、「ずくがない」という言葉があります。
これは「根気がない」「やる気が出ない」といった意味です。
私は、今日も、ずくだして頑張ります笑
あなたは、どんな言葉に励まされていますか？
今日もお聴きくださり、有難うございました。
第2回書店パートタイム店長
8月25日(月)12時から14時
神保町駅徒歩1分「PASSAGE SOLIDA」
https://passage.allreviews.jp/store/YRSXAENOTT6ZPU2MUPJ25M3Y
※出展者の募集は、コミュニティ欄をご覧下さい。
#日本の教え #方言 #ふるさとの言葉 #standfm #サクラ出版 #女神の誕生日 #毎日配信 #書く力 #言葉の力 #心に残る言葉
7月31日
コメント（21）
コメントは
無料アプリ
から投稿できます
stand.fmの無料アプリでもっと便利に
放送が更新されたらプッシュでお知らせされるので最新の放送を聞き逃さない。
バックグラウンド再生で他のアプリを使用しながら、放送やライブが聴ける。
放送やライブ、コミュニティでコメントが送れて配信者とコミュニケーションができる。
アプリだけでかんたんに音声を収録して投稿できて音声の編集もできる。
stand.fmメディア
JASRAC許諾番号
9024598002Y31016
9024598004Y31016
NexTone許諾番号
000006134
© 2025 stand.fm, Inc.