サクラ出版『女神の誕生日』プロデューサーのサクラです。
皆さんは、「本を届けたい」と思ったことはありますか?
私は、過去にこんなご相談をいただいたことがあります。
「自費出版したけれど、たくさんの在庫が残ってしまって…」「Amazonやメルカリにも出しています。喫茶店にも置いています。でも……1冊も売れません」。
読んでほしい。でも、読まれない。
その悩みは、今の出版業界の現状と深く結びついています。
今や、「売れる本」しか出版されず、「売れ続ける本」しか書店に置いてもらえない時代。
さらに、全国の書店数は激減し、“本を届ける場所”そのものが失われつつあります。
「本だけを売る書店」は、9,000店を切っているとも言われています。
『女神の誕生日』は、そうした状況の中で生まれたシリーズです。
“誰かが、誰かとして生きた”かけがえのない物語です。
子育ての合間に流した涙。
背中を押された、あの日の一言。
震える手で決断した、あの瞬間――。
そんなエピソードは、決してAIや誰かの代わりに書けるものではありません。
1冊の本を、誰かに届けることは、簡単なことではありません。
けれど、人の心を動かすのは、物語でしかないと、私は思っています。
だからこそ、どんなに届きにくくても、伝えていきます。
私はこのたび、本好きが集まる街、神保町の書店に、『女神の誕生日』の棚を持たせていただきました。
いわば、女神たちの物語に“住民票”を発行したような気持ちです。
この場所に彼女たちの人生をそっと置いて、いつか誰かが手に取ってくれる日を、静かに待っています。
ただ本を置くのではなく、誰かの物語を、知らない“誰か”の心に届けるための「場所」。
私や主人公に、会いに来てくださる「場所」。
そして、人と人をつなぐ「場所」。
神保町に行かれたときは、ぜひPASSAGE SOLIDA書店にお立ち寄りください。
今月は、8月25日(月)12時から2時間、パートタイム店長として売り場に立ち、『女神の誕生日』を並べてお待ちしています。
あなたの本も、住所を持ってみませんか?
今日もお聴きくださり有難うございました。
神保町「PASSAGE SOLIDA書店」
https://passage.allreviews.jp/
棚お申し込みの際に「サクラ出版」と入力すると3000円のギフトカードがもらえます。
#女神の誕生日 #神保町 #PASSAGE書店 #自費出版 #本を届ける #物語の力 #書店に棚を持つ #サクラ出版 #毎日配信 #standfm