🌟詩の朗読
1:54 「cosmos」
13:15「宇宙のカケラ」
「cosmos」ミマス
夏の草原に 銀河は高く歌う
胸に手をあてて 風を感じる
君の温もりは 宇宙が燃えていた
遠い時代のなごり 君は宇宙
百億年の歴史が
今も身体に流れてる
光の声は天(そら)高くきこえる
君も星だよ みんなみんな
時の流れに 生まれたものなら
一人残らず 幸せになれるはず
みんな生命(いのち)を燃やすんだ
星のように 蛍のように
光の声が天(そら)高くきこえる
僕らはひとつ みんなみんな
光の声が天(そら)高くきこえる
君も星だよ みんなみんな
「cosmos」
岩手大学合唱団
https://youtu.be/I0b99lkCVcM?feature=shared
3人バージョン
https://youtu.be/7k2AINE6S3A?feature=shared
「宇宙のカケラ」
揺れている。
私の呼吸も、
星の光も。
完璧に見える輝きさえ、
ほんのわずかに震えている。
――ゆらぎ。
それは、不安という名で呼ばれたり、
希望という名で呼ばれたりする。
けれど、ほんとうはただの“命の音”。
心が生きている証。
宇宙は静かに囁く。
「揺れていい。
その揺れこそが、あなたの光だ」と。
欠けているのではなく、
瞬いているのだ。
涙も、笑いも、愛も、
すべてはその震えの中から生まれる。
だから私は信じている。
胸の奥に宿る小さなゆらぎは、
遠い星から届いた宇宙のカケラ。
見えなくても、
手にできなくても、
たしかにここにある。
――ほら、大丈夫。
揺れているからこそ、
私たちは、美しい。