スピリチュアル?オカルト?
あほくさ。。。誰がそんな非現実的なこと信じてんの?ウケる~。(笑)
っていつも言ってませんか?
こういうタイプは、証拠が揃っている科学的な話に非常に弱い傾向にあります。
科学なんてこの世界の数パーセントしか語れないって科学者たちも言っているのに、科学の話にはめっぽう弱い。
私は学校でメンタルマネジメントを教えていますが、過去に何年もかけて、メンタルの長期プログラムを組んで選手たちと実践してきました。
しかし、結果が出る選手と出ない選手がいて、何年も現場でトライ&エラーを繰り返しながらデータを集めるうちに、方法だけ実践しても、その人の根本的な内面を書き換えない限りなかなか効果は出ないことを発見しました。
内面というのは、その人が無意識下で信じていることです。
例えばいくら目標を設定しても、心の深いところ(潜在意識)で「いやいや、現実的に見て無理っしょ」っていう信念が書き込まれていると、設定した目標はただ紙に書いただけの「夢」にしかなりません。
その結果、しばらくすると「ああなれたらいいなあ、って言っている自分」が実現します。
こういう気づいてない深いところに書き込まれたことは、なかなか書き換えることは難しいです。
私がメンタルマネジメントの授業でなぜ最初に量子力学の話をするのか?
それは、人間の「思い込みを書き換える」最強のスイッチになるからです。
潜在意識下に書き込まれた思い込みは、その人が生きてきた過程で刷り込まれた世間や親の「思い込み」です。
子供のころに書き込まれたものは特に深く根強く潜在意識に植え込まれ、そして雑草のように増殖し、深い根を張り巡らせます。
こういった強烈な思い込みという雑草を引き抜く、枯らせるには、非常にインパクトの強い情報が必要なんですが、そういう時に非常に効果が高いのが、一般人の常識よりも、実験などで証拠が取れている「科学」なんです。
科学というのは一種の宗教です。
科学が言うことにはほとんどの一般人が疑問を持たずに素直に信じますからね。
「科学が言うなら間違いない」
でも実際は、現代の科学が証明しているのは、例えば仏教や一部のキリスト教で言われていることなんです。
科学が後追いで、各宗教の創始者が悟りの中で見た真実を証明しようとしているだけなんです。
量子力学の発展に大きく貢献した科学者は以下のように言っています。↓
素粒子の研究に、ギリシャ思想は全く役に立たないが、仏教には多くを教えられた。
(湯川秀樹)
原子物理学論との類似性を認識するためには、われわれはブッダや老子といった思索家がかつて直面した認識上の問題にたち帰り、大いなる存在のドラマのなかで、観客でもあり演技者でもある我々の位置を調和あるものとするように努めねばならない。
(ニールス・ボーア)
仏教は、近代科学と両立可能な唯一の宗教である。
(アインシュタイン)
超有名な科学者が研究から実感した本音を聞けばわかるでしょう。
科学を信じて深めるほど、宗教で言う真理に近づく。
我々も科学者と一緒です。
科学から入れば、自分の思い込みを書き換えるんですね。
そして、なぜ科学の中でも、まずは量子力学なのか?
なぜ量子力学がメンタルマネジメント、自分の生き方に大きな変革をもたらすのか?
こんなことの導入偏として今回の動画を作ってみました。
それでも難しい部分はあると思います。
だって、科学者でさえその実験結果の意味を受け入れるのに相当の困惑を持ち、時間が必要だったのですからね。
では、お楽しみください!