【プレートテクトニクスが始まる前の地球】
プレートとは地殻とマントルの上部が合わさった硬い岩盤(リソスフェア)の層で、プレートの下で接する流動性のあるマントル(アセノスフェア)とは硬さが異なるため、その境目で動くことができる。
地球の表面は十数枚のプレートで覆われており、プレート同士がぶつかったり離れたりすることで大陸や山脈をつくったり、火山活動や地震を引き起こす。
このようなプレートによる地質的な現象を説明するのが「プレートテクトニクス」という理論である。
プレートテクトニクスは地質活動の他にも熱々だった地球を効率的に冷やしてきた、そしてこれからも冷やし続けていくであろう冷却システムで、プレートテクトニクスをみれば地球冷却の過程、歴史が分かる。