#69 前回から半年、新たな取り組みはどうなった？（後編）―2025年活動報告②

個人的にはゲームから学べるものってシリアスゲームに限らずどんなゲームでも基本的に学びがあるものだと思っています。 例えば天穂のサクナヒメを通して稲作の基本的な流れについて学ぶということはできますが、じゃあ天穂のサクナヒメはシリアスゲームかと言うと違うと思います。都市開発の仕組みと大変さをシティーズ：スカイラインで知ることはできますが、 あれもシリアスゲームではありません。 シリアスなものに区切ることでそれらに触れるのが逆に困難になりはしないか？とも思うのです。 もちろんシリアスなことが好きな方々にシリアスなゲームならと思ってもらうことには役に立つんでしょうが、逆にシリアスを嫌う人はそれを理由に去って行ってしまいますね。

コメントありがとうございます🙇 私もどのゲームにも学びがあると思っています。シリアスゲームとは異なりますが、ゲーム学習にも注目しています。 エンタメ性がないものに絞ると、興味を持つ人は非常に少なくなりそうですね。私たちのラジオもそうですが、より多くの人に関心も持っていただくためにはシリアスと遊び心のバランスが大切かなと思っています。サクナヒメもシティーズも最大の目的が社会課題の解決ではないと思いますので狭義のシリアスゲームにはならないと思いますが、一方で広義には「すべてのゲームはシリアスだ」という言葉もあり、シリアスゲームをどう捉えて、今まで関心がない人にも届けていくかを考えていきたいです。