「中性脂肪」とは、体にため込まれるエネルギーのことで、増えすぎると病気の原因になります。増える一番の原因は、**脂っこいものではなく、ご飯やパン、ジュースなどの「糖質の摂りすぎ」**です。
体に糖質が入ると、血糖値を下げるためのホルモン「インシュリン」が出て、このインシュリンが余った糖を脂肪に変えてしまいます。中性脂肪を減らすカギは、このインシュリンを暴れさせないことです。
いますぐできる!3つの改善ポイント
* 腹八分目にする
お腹いっぱいに食べると、インシュリンが大量に出て脂肪がたまりやすくなります。「あと一口食べたいな」でストップしましょう。
* 食べる順番を変える
いきなりご飯を食べると血糖値が急上昇!野菜・きのこ \rightarrow 肉・魚 \rightarrow ご飯・パンの順に食べれば、糖の吸収がゆっくりになり、脂肪がたまりにくくなります。
* 魚と食物繊維を増やす
青魚(サバ、イワシなど)に含まれるDHA・EPAは、中性脂肪を減らし、血液をサラサラにする効果があります。また、野菜や海藻の食物繊維も、糖の吸収を遅らせるのに役立ちます。
さらに、早歩きなどの有酸素運動や筋トレで「燃やせる体」を作ることも大切です。一駅歩くなど、少しずつ体を動かしましょう。