作詞:egolife
作曲:sunoAI
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歌詞↓
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気まぐれに 仏壇
手を合わせる
見上げて
ご先祖様達の端の方
じーちゃんの顔
産声
養子続きの我が家に
男子誕生
田植えしてたじーちゃん
バンザイして喜んだらしい
嬉しそうに乳母車を押す表情が
写真に残ってる
夜 ぼっとん便所が怖くて
おねしょした時は
黙って布団を替えてくれた
ファミコン 出しっぱなし
黙って どこかに 隠されたっけ
いつもは温厚
だけど
お酒が 入ると 態度急変
毎度同じ 戦争の話が 始まる
誰かが 話の腰折れば スイッチON
怒号 飛んでく 急須
コタツに潜って 震えていたっけ
思い出 そして今
ふと 思い出す 表情
言葉 しぐさ
忘れてたことに 愕然として
数秒後には また忘れて
日常が流れていく
成長して
中学 高校
あしらうことを覚えて
同じ家に住んでいるのに
その頃のことはほとんど覚えていない
コップ一杯の熱燗を
毎晩 美味しそうに飲んでいた
同じ話 聞きたくなくて
わざと 食事時間ずらした
そんな気持ち 伝わってたんだろうな
でも
部活でおっきな擦過傷こさえた時は
黙ってガーゼを取り換えてくれたっけ
距離 開いたまま 成人
サラリーマン慣れた頃
急に 入院
全然気づかなかった
お見舞いに 戦争関係の本
差し入れ
数日して尋ねたら
「こんな本も読むようになったんだな」
感心してた
退院して 急に痩せちゃって
どうやら 肺に悪性の アイツ
酸素ボンベ チューブ
鼻につないで散歩
痛々しい
当然 煙草もやめて
大好きだった酒も止めて
気丈にふるまう
甘えればいいのに
以前と同じような 態度に 反発
無理してるって 分かってたのに
弱ってく じーちゃんを
見たくなかったのかも しれない
初夏の朝 出勤準備
玄関出るタイミング
様子見に来てくれてた
近所のおんちゃん
じーちゃんを呼ぶ声
只事じゃない
部屋に入って
荒い息 苦しそう
みんなで じーちゃんの 体さすって
すっと 息が止まって
ふうっと 長い吐息
そっか 終わったのか
って そのまま 仕事に向かったんだよな
休めばいいのに
今思い出すと どうかしてたな
社畜かよ
目の前に 当時の自分がいたら ぶん殴ってるね
ふとした きっかけで
思い出す 表情
言葉 しぐさ
忘れてたことに 愕然として
数秒後には また忘れて
日常に戻っていく
お通夜
座敷
訪れては 吞みながら語る 親戚
夜通し 線香の番
明けて 葬式
棺桶に 収めて
白装束
近所の火葬場まで運んだ
少し甘い匂いのする煙
じーちゃんは煙になった
弱ってる時期に 仕事辞めたい
相談したら
好きにしたらいい と意外な言葉に背中押された
酒が呑める年になってたのに
杯 酌み交わすこともなかった
戦争のことでも 何でも
話せば良かったのに
何かが 邪魔してた
もう叶わない
だから 何だろうね
隣人には 優しくしましょう
とか
そういうことじゃない
ぶつかってもいい
ケンカしてもいい
その人の記憶に刻む
自分の記憶にも刻み付ける
忘れることは 悪くない
自然なこと
人とぶつかって
ココロに 生まれた カケラ
ココロに ずっと残る
消えない
出会って 忘れて
また出会って
自分の中に 少しずつ 溜まっていく
カケラたち
歩いてく
足 踏みしめるたび
ココロの中で カケラたちが
はずんで はじけて
音を立てる
すれ違う 皆 奏でてる
カケラたちの 音
カケラたちの 音
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#suno
#音楽生成AI