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【詩朗読📕】うろこ雲/宮沢賢治〜月明かりの中の不思議な銀の小人〜

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なんだか無性に宮沢賢治さんに会いたくなりまして、好きな詩の一つ『うろこ雲』を読んでみました。 賢治さんの文を声に出して読む時、私は賢治さんと時を越えて繋がっている気分になれるのです🥹 『うろこ雲/宮沢賢治』(青空文庫) https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/4883_48378.html 文中の『北上岸』とは、岩手を流れる北上川の岸の事だと思われます。 『きたかみぎし』と読んでいる方が殆どですが、私は、北上岸が彼岸の様だと感じたので、今回はあえて『きたかみがん』と読ませて頂きました。 何となく....街が喪に伏しているように感じたのです。 北上川では、賢治さんの時代、実際に子どもが溺れて死んでしまうという事故が起きています。 銀の小人がなんだかその子に思えてきたり.... 『銀河鉄道の夜』のカムパネルラもよぎります。 賢治さんが彼岸に想いを馳せ、一瞬その世界と繋がった様な、そんな夢と現の間にいる様な詩だと感じました。 月明かりの川辺で起きたちょっと不思議な出来事。 賢治さんの心象風景。 ——————————————————————- 番組内使用音源  【BGM】 DOVA-SYNDROMEより 『月明かりの中で』 https://dova-s.jp/_mobile/ #朗読 #宮沢賢治 #うろこ雲 #青空文庫 #耳で読書
11月16日
コメント(22)
もなみ
月明かり、鱗雲、美しいですね✨ せはしく青くまたたくのも、ツメクサが広がっているのも、宮沢賢治さんらしい世界で素敵…💕 銀の小人、横目でこっちを見ながら腕を組んでいる。何者なんでしょうね。作者は、何に見られていると感じたのだろう?不思議な存在感🫢そして、子供の執念が残っているのを作者は感じ取って見ている。 心澄まさないと感じ取れない、「誰かに見られている事」と「誰かを見ること」ってのが、摩訶不思議ワールド🤩
11月20日
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kocchi-(コッチー)
賢治さんらしい幻想的な描写が印象的な詩ですよね✨ 『注文の多い料理店』の序文に『わたくしのおはなしは〜虹や月明かりからもらってきたのです』 って書かれているとおり、この時もきっと、月明かりが賢治さんに物語を降り注いだのだな、と感じました。 月の描写ほんとに多いですもんね。 先日、もなみさんが読まれていた『月夜のけだもの』もそうですが、月明かりの物語は、夢物語の様に感じます。 『見られている』『見ている』の視点が面白いですね✨ ほんとだ! どちらも、目で見ようとしては、見えないものかもしれないですね!
11月20日
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リリア
なんて幻想的な美しい詩! 最後まで惹きつけられました。 夢の中を歩いているような、上から見ているような、何重にも交差するような不思議な世界でした。その世界に誘うコッチーさんのお声もステキ。 たしかに、彼岸の向こう側の世界と交わった詩なのかと思いました。すごい読み込み!👏👏👏👏👏
11月17日
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kocchi-(コッチー)
リリアさん、ありがとうございます😆✨ 幻想的ですよね、この詩。 最近、不思議の国のアリスの朗読をしているせいか、夢現な世界観に惹かれてしまって、こちらの詩を無性に読みたくなってしまいました。 宮沢賢治さん、遠くを見ながら物思いに耽って泣いていらっしゃるので、少し、遠くをみながら読む気持ちを心がけたのですが…ほんの少しでもそういう雰囲気が伝わっていましたら嬉しいです。 実際の詩の背景は不明で、私の印象ではあるのですが、すごくこの詩には、彼岸を感じました! 銀の小人がいる向こう岸と賢治さんのいるこちらの岸。 間に川が流れている、というシチュエーションで、しかも月明かりの中…..何か起こってもおかしくない、みたいな😁
11月18日
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さぼてん
kocchi-さんっ、 なんて素敵なんですかー🥹✨ 月あかりとつめくさのあかりがともる原…夢の世界みたいな、美しさです… 川の事故、そういう詩なんですね。読んだことはありしたが、諒闇のとか、幽霊とか、何か暗いものを感じて、どういう詩なのかなぁ…と思ってました。
11月17日
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kocchi-(コッチー)
さぼてんさんっ、 ありがとうございますー😆✨ そうそう、この詩、ちょっと夢の世界みたいですよね。 だから、今読みたくなったのだと思います。 風が吹いた時、そして、月夜の晩、賢治さんの物語では、よく不思議なことが起こりますね😌 実際の詩の背景は、わからないので、あくまで私の受けた印象なんですけどね。 美しくて幻想的だけど、ちょっと怖さもあるなーって思いました。 個人的に東京の王子を例に出してくれたのが、岩手と東京が繋がった感があって嬉しかったです。 これが、八王子だったらもっと嬉しかったんですけどね。笑 そしたら銀の小人役は、私がかってでます!
11月17日
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さぼてん
王子と八王子!おしい〜〜😄 あ!夢つながりで😳
11月17日
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kocchi-(コッチー)
惜しい!王子は、北区で都心の方なんですよ。 八王子は、郊外。笑 でも、賢治さん、王子にいらっしゃったんだなぁ、って思うとね、王子駅の印象が変わってくるっていう🤭
11月17日
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まやま まみ
南蛮鉄のカブトムシから景色も変わるようでした…声も変わって。そこが境なのかなとか。川はいろいろなものを見せますね。戻らないもの、手を伸ばしても触れないもの、その場に立つとたくさんのその場所の記憶を見て感じたような詩の思えました。うろこ雲みたいに連なったあれこれへ、誘ってくれてありがとう、コッチーさん😊
11月17日
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kocchi-(コッチー)
歌の部分は銀の小人が歌っているみたいなので、ちょっと音色を変えました! 彼岸にいる子どもが歌っている....私の印象としては、そんな感じだったので、朗読からその境を感じて頂けて嬉しいです! まみさんの書いていらっしゃる様なものを賢治さんが、見ている様な気がして、せつないけれども幻想的な美しさがあって、好きな詩なんですよ〜。
11月17日
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郎女(いらつめ+)/詩人・朗読者
美しく、儚い詩ですね。 北上川ではそんな事故があったんですね。kocchi-さんのおっしゃるように、生と死の間、あわいの風景のよう。命が透明になる、時間のないその場所。モノクロのイメージが脳裏に浮かんでいます。
11月16日
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kocchi-(コッチー)
郎女さん! 美しく儚く、少しだけ不気味さもある、そんな詩だなぁ、と心ひかれる作品でした! 北上川、流れがはやいので、当時子どもの事故が問題になっていたようです。 賢治さんもやはり胸を痛めていたようで。 イギリス海岸という作品にもその事が少し出てくるのですが….なんだかそのあたりの事とこの詩が今回は私の中でリンクしてしまいました!
11月17日
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相良ユウ 【七色ボイスを目指す男子】
コッチーさん、こんばんは🙌🌃‼️‼️✨ 『うろこ雲』初めて聴きました😆⤴️ コッチーさんの繊細で美しい朗読で聴けて嬉しいです😍✨✨✨ 月光を浴びる一面のツメクサの光景が脳裏に広がりました(*´ω`*)ウツクシイ✨✨ 朗読だけを聞いていたら幻想的な雰囲気の詩ですが、コッチーさんの解説を読んであの世に繋がる光景なのかもとビックリしました👀💡 まさに奥深いという言葉がぴったりの作品ですね✨✨ コッチーさん、とってもステキな配信を有り難うございます(o^-^o)!!
11月16日
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kocchi-(コッチー)
ユウさん、おはようございます🙌☀ ツメクサ✨ 賢治さんの物語ではほんとによく出てきますが、いつも、灯りの様な存在として書かれているのが印象的です。 月光を浴びて、あのかわいい白が夜の闇に一際照らし出されている風景が思い浮かんできますよね😌 実際の背景はわからないのですが、北上川というと、そういう事故が起きた事が脳裏をよぎりまして、川を挟んで、なんだか彼岸と此岸みたいだなぁ、と思えてきたんですよ。 賢治さん、泣いてますし、何かあって、遠くに思いを馳せているのは伝わってきますよね。 そんな時にふとおこった不思議な出来事、もしくは賢治さんの心象風景なのかな….と思いました😊
11月17日
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moko
素敵です💓
11月16日
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kocchi-(コッチー)
mokoさーん!ありがとうございます😆 急に、賢治さんに会いたくなりました。 実はこの詩、mokoさんの声の雰囲気にぴったりなのではないかと…..勝手ながら思っております。
11月17日
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moko
まあ✨ありがとうございます。 一度読もうと思ってプリントしてはみたのですが…難しいです。 コッチーさんとは思い入れが違うのだと思います🍀 コッチーさんの読みは美しくて感動しました🥺💗
11月17日
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kocchi-(コッチー)
ほんとですか✨ うわぁ、いつかぜひ、mokoさんのお声でも聴かせて頂けたら嬉しいです😭 私の場合、思いが入りすぎて、自分でうざったくなる時があるんですよ。笑 なんだろう、朗読する時って、客観的に俯瞰する事もすごく大事だな、と最近つくづく思うんですよ。 あと、人の朗読でしか気づけない事ってやっぱりたくさんあるんですよね。 いつか気が向いたら....ぜひ✨ いや、ほんとにこれはmokoさんの声とトーンのイメージです😌
11月17日
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ヤシロうさぎ
夜に散歩しながら イヤホンでこの朗読を聴いていたら、 「すこし、、、怖いな」と 思いました。 概要欄のご説明を見ると、 もしかすると、死の世界の暗示が あるのですかね、、、そこが 少し怖いと私が感じた理由かも、です。 ただただ、宮沢賢治のイメージの 豊穣さに飲み込まれそうになります、 素敵な朗読でした!圧倒されます、、!
11月16日
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kocchi-(コッチー)
ヤシロさん、なんとも嬉しいシチュエーションで聴いてくださって、ありがとうございます✨ そうなんですよ。 私もこの詩は少し不気味な雰囲気を感じるのです。 後半、執念の幽霊とかも出てきますしね。 夜に一人で岸辺で、夢現の状態になっている雰囲気と、その雰囲気を作っている空と夜の描写が幻想的でひきこまれます。 この詩の実際の背景はわからないのですけれど、なんとなく、もう帰らない『何か』を見つめて一人涙する賢治さんの姿が浮かび上がってきましてね。 銀の小人も子どもの様に思えました。
11月17日
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ゴールディー
上手😳
11月16日
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kocchi-(コッチー)
ゴールディーさん、あざっす😆✨
11月17日
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コメントは
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