形成外科医が提唱する「金沢プリンシプル」は、形だけでなく「動きと機能」を重視した治療法です。ミュラー筋を温存し、自然で疲れない目元を取り戻す5つの原則を解説します。
まぶたの手術を考えたとき、あなたはどのような不安を感じますか?
「不自然な目になったらどうしよう」 「目が閉じにくくなったら怖い」 「整形したことがバレてしまうのではないか」
多くの美容外科では「二重の幅」や「目の大きさ」といった“静止画としての形”ばかりが議論されます。しかし、私は形成外科医として20年以上まぶたに向き合い、ひとつの確信にいたりました。
まぶたにとって本当に大切なのは、「形」ではなく「FRMNG(フレーミング)」です。
まぶたは1日に約2万回も開閉を繰り返す臓器。 だからこそ、無理に形を作ろうとするのではなく、本来の自然な動きを取り戻すことが、結果として「最も美しく、疲れない目」につながるのです。
そのために私が確立したのが、5つの原則(FRMNG)からなる『金沢プリンシプル(Kanazawa Principle)』です。
以下の5つの要素で構成されています。
Functional Restoration(機能回復)
Rebalance(再調律)
Minimal Intervention(最小介入・ミュラー筋温存)
Natural(自然さ)
Gliding(滑走性)
これらは独立しているのではなく、すべての要素がお互いに影響し合って機能するという関係にあります。