長さん、お久しぶりです♪
精神科の当事者です。
初診をネット診療にする、、、私は反対の立場です。精神科診療は患者と医師やコメディカル、ひいては医療機関との信頼関係が、治療の効果に影響を及ぼすと考えています。
精神科に通う患者さん達は、健常者より遥かに物事に敏感です。医師が五感で患者を診るように、患者もまた五感で医療側を感じとっています。精神科医療にとって、薬は治療法の一部でしかなく、先ずはリピーターになってもらう事が大切です。
その観点から、治療のベースとなる、情報をより多く必要とする初診は、【特に】対面である事が求められると思います。患者としてもそこで信頼できれば安心です。
また、初診に踏み出せない問題については、国民の精神科疾患に対する偏見や差別を減らす事が、何より必要と感じます。今でも、医療者から言われのない言葉を浴びせられる事があります。一般人なら尚更です。
色んな施策を試してきたのでしょうが、長く日本に定着してきた、精神科に対する偏見や差別意識は、そう簡単に払拭できるものではありません。どんな事が自分に起きたら精神科に受診するのか?案外分かっていないのではないかと思います。日本人の忍耐強さも重なって、治療が遅れるケースは少なくありません。しんどくなってからの初診は、もう疲れ果てているので、私も確かに辛かったです。
例えば、直で医師より、ピアサポーターが入り口を作れたら、受診に繋げやすいのではないかと思っています。勿論、精神医療のお支えは必要ですが。
いつも大事なお話ありがとうございます😊✨