太平洋戦争末期、日本の南方戦線パラオ・ペリリュー島での凄惨な激戦を描いたアニメ映画作品。
原作は漫画でこちらも読んだことがあるが、かわいらしいタッチの絵柄とは対照的な残酷描写がそこかしこに描かれている。
ほとんど捨て駒にされた部隊がその事実を知り、またもう既に敗戦しているかもしれないという欺瞞も溢れる中、投降しようとするもの、お国のためと任務を全うしようとするもの、その中で仲間内でも殺し合いが起きてしまう。
この時代、戦時中の精神性や全体主義や同調圧力の中で、個人が判断をすることの困難さや葛藤を否が応でも見せつけられる。辛い。米軍将校が日本兵のメンタリティや行動をみて放った「crazy…」というセリフがいろいろなことを表しているようにも感じた。
それでも世界は戦争をやめない。現実的にみてやはり武力をもつことによる抑止力がものをいうということはいまだ変わっていない。
ぼくらはどこへ向かえばいいのか、個人として何ができるのか、それを考え続けるしかないのか。
【パーソナリティ】
ヒトリバンケット(タクラ)
https://lit.link/hitoribanquet
#映画 #本 #読書 #漫画 #ペリリュー #楽園のゲルニカ #ペリリュー島 #ペリリュー楽園のゲルニカ #アニメ #武田一義 #太平洋戦争 #戦争 #日本軍 #米軍 #中村倫也 #板垣李光人 #水木しげる #ラバウル戦記 #ゲルニカ #ピカソ