歌 🎵タイトル案:『ぼくのペースで』
🌟1番
僕は足が速くない
それだけの話なのに
心がぎゅって痛む
運動会の朝
赤いハチマキの人たちは
空まで跳ねてるけど
僕は靴紐むすんで
深呼吸している
みんなは笑ってるのに
心は追いかけられてるみたい
「1番」「2番」そればっか
どうして決めるの?
僕だって努力してるよ
昨日より今日をがんばってる
順位なんて風みたいに
すぐ変わっちゃうんだ
だから競争するなら
誰かじゃなくて僕自身
「自己ベスト」
それが僕のトロフィー
🌟2番
走るメンバー替われば
順位も変わるでしょう
それだけで悪者みたいに
見ないでほしいよ
転んで泣いたあの日も
こっそり練習した夜も
ぼくの時間は全部
ちゃんと僕の宝物
だれも知らない場所で
僕は何度も挑戦してた
比べるなら昨日の僕
その方がいいでしょ?
もし運動会がね
「自分大会」になったなら
どんな子にも光る
メダルがひとつある
みんなのペースでいい
ゆっくりでも飛べるから
「今日の自分に拍手」
それがほがらかルール
変わってほしいな
そんな運動会
みんなが笑って帰れる
ぼくのペースで