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【本場アメリカ🇺🇸】スーパーバイザー門番としての厳しさと信頼
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１．ゲートキーパーとしての役割
・スーパーバイザーの仕事の一つ
・「門番」の意味。「心理療法の世界にこの人物を入れても良いのか」「この人はもしかすると、患者を傷つけて、余計に悪くしてしまうかもしれない」といった事柄を見張る役割。不適切な人がサイコセラピストになってしまうと有害であり、質も玉石混交になってしまうので、ハラスメント・情報漏えいなどの倫理面の監視をする
・セラピストであってもCl側に座るべき人物は、間違いなく指摘され、不適切だと判断されて辞める人もいる。
・大学院では継続的なスーパービジョンは資格を取得するための訓練の一環であり必須である。SVのためにかなりの時間を獲得する必要があり、細かく記録していないと、時間数不足で資格試験を受けられないことがある。
２．アメリカのスーパーバイザー選びは大変
・有名なスーパーバイザーやコンサルタントは費用が高く待ち時間も長い。
・学生はアルバイトをして稼いではスーパービジョンを受けることは日常茶飯事。
・スーパービジョンは資格取得のための訓練であると同時に、サービスの質の担保、正式に保険会社から費用を払って貰うためにも、確実に優秀なスーパーバイザーの確保が必要。
・Thがスーパーバイザーになった時にどうスーパービジョンをするかにも関わる。
・独立後も自分の得意でない部分はスーパーバイザーに指導を受けることが義務付けられている。
３．SVを受けることの喜び
・研究者の本の中に、指導した人たちの名前がリスト化される
・学会で会ったりすると、友達のように声をかけてくれる。
・優秀な先生方の指導にはお金には替えがたいと思う。
４．英語が苦手な人がアメリカで訓練をうけると…
・「海外からきた学生だから仕方がない」とはならなず、言語障害を持った人たちのためのスピーチ・セラピーを受けるようすすめられることもある
・発音練習などの基礎訓練・共感などの共通スキル・SVは必要不可欠。
【参考】
堀越（2024）米国における心理士の実際, 武蔵野大学認知行動療法研究所
【ベストコメント】
なんか、一般人としては安心できるお話でした～
#アメリカ #カウンセリング #英語 #カウンセラー #公認心理師 #臨床心理士 #スーパーバイザー #セラピスト #セラピー #心理療法
2日前
コメント（1）
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