予報外れのノイズが 肩に積もっていく
極彩色の街は 漂白(ブリーチ)されたみたいだ
心の準備?
そんな猶予(タイムラグ)はくれやしない
今年もまた
孤独ってやつが幅を利かせる季節
誰の仕業だ この冷徹な魔法(マジック)
君が降らせたなら
甘んじて受け入れるけどさ
サンタクロース気取りの
宛名のないギフトなら
着払いでお返し願おうか
迷惑極まりないね
網膜を焼くイルミネーション
残像のモーション
すれ違う恋人たちの
首を絞めるようなマフラー
その隙間を縫って 亡霊みたいに俯いて
逃げるように走り出した
白い呼気が夜空(そら)に溶ける
願ったのは
そんな紛い物(モノ)じゃない
僕が欲しかったのは 煌めく虚飾や
安っぽい奇跡じゃなくて
電波越しの声でもなくて
ただ 君が隣で息をする
二人だけのストーリー
見上げりゃ数えきれない
衛星(ほし)の残骸(デブリ)
僕と君の距離を 嘲笑うように散らばって
流れ星ひとつに 縋るなんてガラじゃないけど
今夜くらいはさ 神様も目を瞑ってくれるかな
幸せになりたい? 大それた夢想(ゆめ)
言える立場じゃない 分かってるけど
僕の隣で笑う 君の顔が見たいんだ
それ以外 何もいらない 何も
だから 君も願ってくれよ
サンタクロース もしも本当にいるのなら
僕の願いを ひとつだけ聞いてくれ
いつか彼女と
同じ脈動(リズム)で笑いたい
いつか彼女と
同じ体温(おんど)で眠れるように
離ればなれの夜を超えて 僕を君の元へ
おかえりなさいって 言ってもらいたい
幸せだねって
微笑んでくれよ
この白いノイズの中で
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