ママスタから聴かせていただきました。
重たい話をしていただいてありがとうございます。
私はこの配信を聞いて、今は離れて暮らす私の父の事を思いました。
私は父が脳梗塞で突然色々な障害を患い、病院でリハビリをしましたが、リハビリ後は母と二人暮らししていた自宅退院ではなく老人ホームを選択しました。
母が頑張れば社会サービスを使いながら自宅退院も可能な状態だったので、医療関係者の方何人かは「サービスを使えば自宅でも暮らせるのに施設なんですか?」「色々工夫しながら自宅退院を目指しましょう」という事を言われ、自宅ではなく老人ホームという決断をする事の周囲への言いづらさや後ろめたさ等を感じつつ、ただ私達家族にとっては必ずしも父が自宅退院すること、自宅で暮らす事が最善の道ではないと家族皆思っていたので(元々両親不仲で母も持病があるため負荷がかかると家庭崩壊する事が容易に想像できました)、結果父は老人ホームに行き、今は、きっと自宅退院した未来よりも家族皆穏やかに暮らせていると思います。
家族がどんな状況でも自宅で暮らすことが幸せでそれが普通、正義という世の中の風潮や、そんな中で家で看れないという言葉の言いづらさについては、いまだにモヤモヤしています。何が幸せなのか個人にとって、家族にとって、それはそれぞれが決めることで、その決断に罪悪感を感じさせないような風潮ができていけばいいなと思います。