《38冊目》あけましておめでとうございます
令和八年の幕開けに、平安の才女・清少納言が綴った『枕草子』第一段を朗読いたしました。千載の時を超えて伝わるあまりにも有名な一節「春はあけぼの」。そこには、時の流れを経てもなお色褪せることのない、清少納言の瑞々しい感性が息づいています。
前半は、古典ならではの凛とした静寂を湛える原文を。後半は、彼女が慈しんだ四季の情景を現代の心に映し出した、柔らかな現代語訳でお届けします。
新しい年。一巡りする四季の始まりを、彼女の弾むような「好き」の眼差しとともにお楽しみください。
皆さまにとって、この新しい年が光あふれる「をかし」き日々となりますように
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