昨日、1年を振り返ってみました。教員コミュニティ「Lifeful(ライフル)」のオンラインイベントで、2025の自分史を発表しようという企画があったからです。
notebookLMでの解説音声になります。
note記事はこちら
https://note.com/cc_kthm/n/n1bdeceee49d8?sub_rt=share_pw
音声スクリプトは音声データからGeminiで文字起こししました。2025はAIを使って表現することを試す1年でもありました。
男性: さて今日、2025年12月30日ということで、共有いただいたあるクリエイターの1年間の活動記録、これを紐解いていきたいと思います。
女性: よろしくお願いします。
男性: 正直なところ、これを最初に読んだとき、活動が本当に多岐にわたっていて、毎月の小説寄稿から書店オーナー、AIでの作曲まで、一体この方の軸足はどこにあるんだろうって、ちょっと戸惑ったんですよね。
女性: まあ、そう見えますよね。一見すると。でも、最後の方の、本当に最後の数行を読んだときに、「ああ、これら全てがここに繋がってたのか」と気づいて、ちょっと鳥肌が立ちました。
男性: まさに混沌に見えるものが、実は内面で核心を探すための、何というか、非常に意図的な旅だったということですよね。
女性: その発見のプロセスを追体験する、ということですね。
男性: ええ。今日の資料は、それができるとても興味深いものだと思います。では早速見ていきましょうか。まず、やっぱり全ての土台になってるのが、「きんどるの森電子文藝」での12ヶ月連続での短編小説寄稿。
女性: はい。
男性: この圧倒的な継続。これがあったからこそ、安心して他の冒険にも出られたのかなって。
女性: ああ、その視点はすごく重要ですね。この毎月の執筆が、クリエイターとしてのアイデンティティを保つための「錨(いかり)」になっていたんでしょうね。
男性: 錨ですか、なるほど。
女性: どんなに新しい挑戦をしても、必ずここに帰って来られるという場所がある。その心理的な安全性が、共著2冊、単著1冊という具体的な成果だけじゃなく、もっと大胆な活動への扉を開いたんだと思うんですよね。
男性: その大胆な活動っていうのが、また面白いんですよね。特に目を引くのが人との繋がりです。
女性: ええ、コラボレーションが非常に多い。
男性: 絵本企画とか書店運営とか。資料の中に、「オンラインではどうしても伝わらないクリエイターたちの熱量にも触れ、心が震えました」っていう一文があるんですけど。
女性: ありましたね。
男性: この「熱量」っていう言葉に、すごく実感がこもってるなと。
女性: うんうん。創作のエネルギーって、必ずしも自分の中からだけ湧き出るものじゃないですからね。他者との交流、特にリアルな場での出会いから受け取る熱が、また自分の火を大きくする、みたいな。
男性: はあ、なるほど。デジタルでの継続的な発信っていう、ある種孤独な作業と、リアルな場での偶発的な交流。この両輪が、すごく絶妙なバランスで回った1年だったんじゃないかなと。そしてその全ての経験が、年末に記されたこの言葉に集約されるわけですね。
女性: ええ。「小説を書くことを中心とした表現者、その覚悟が決まったのが、この2025年という年でした」。でも、一歩間違えれば、ただの器用貧乏で終わっちゃった可能性もあったはずじゃないですか。
男性: そうですね。
女性: 何が、これを単なる経験の寄せ集めじゃなくて「覚悟」にまで昇華させたんでしょうね。
男性: これ、逆説的な真実だと思うんですけど、「寄り道こそが最短で本質にたどり着く道だった」ってことじゃないでしょうか。
女性: 寄り道が最短。
男性: 普通は何かに一つに集中しろって言われますよね。でもこの方は、AIでの作曲とか書店運営とか、一見小説とは関係ない活動を通じて、「自分はこれじゃないな」とか「これも自分の一部だけど中心じゃないな」ってことを肌で感じていった。
女性: ああ、なるほど。
男性: いろんな選択肢を自分で試して、ある種消去法で確かめていったからこそ、最後に残った「小説を書く」っていう核が、もう揺るぎない覚悟に変わったわけですよ。
女性: はあ、面白いですね。年初に立てた目標を達成したっていうのとは、また違う。
男性: 全然違いますね。1年かけて自分の本当の目標を発見した、という感覚。だからこの言葉には重みがあるんですね。
女性: そうなんです。そしてその後に続く、「これからも仲良くしていただけると嬉しいです。どうか良いお年をお迎えください」っていう言葉。この謙虚な一文に、1年間の充実感と周りへの感謝が全部詰まってる気がします。
男性: ええ。そして最後に、あなたに一つ問いを投げかけたいと思います。
女性: はい。
男性: この資料が示しているのは、「明確な覚悟」というのは計画の先じゃなくて、多様な行動の先にあった、という事実です。あなたの来年にとって、未来の覚悟に繋がるかもしれない行動とは、一体何になるでしょうか。一見遠回りに見える活動の中にこそ、その答えが隠されているのかもしれません。
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