最近はあまり見ていなかったんですが、
今回、NHKのドキュメント72時間スペシャルを久しぶりに見ました。
以前の72時間は、
固定カメラの前に近づいてきた人を
アナウンスで紹介する形が中心でした。
今はそこに、
インタビューが加わり、
さらに、その場で知り合った人が
別のグループに移動したり、
生活の場まで少しだけ追いかける
「ミニ密着インタビュー」も入っています。
それを見ていて、
ああ、番組のスタンスが
少し変わったんだなと感じました。
私たちも普段、
電車や街、いろんな公共の場所で
たくさんの人とすれ違っています。
でも、ほとんどは
ただ、すれ違うだけ。
72時間は、
そのすれ違う人の
ほんの少しだけ、
心の中や気持ちに近づこうとする。
踏み込みすぎず、
でも離れすぎず、
「話してもいい距離」を
静かに保っている感じがします。
画面を見ているこちらも、
誰かと深く関わったわけではないのに、
今日は少し、人と会った気がしました。
疑似的な交流なんですが、
ちゃんと、交流の手触りがある。
その距離感が、
今の自分には
とても心地よく感じられました。
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