【歌詞】
目を閉じても 聞こえてくる
駅のホーム 電子のメロディ
薄暗く まだ眠る街
君の背中 遠ざかっていく
触れた指さえ まだ熱を残して
一晩(ひとよ)の夢が 暗がりに溶けてゆく
最後の一歩が
どうしても踏み出せなかった
君を引き止める勇気もなくて
さよなら 5時46分の始発
ホームに残る 私の片想い
声にならない涙があふれる
君の名前 呼ぶにはもう遅すぎた
改札越しに 振り返る景色
もう戻らない 二人の距離
重ねた夜の記憶が
カーテンの隙間から こぼれて漏れる
昨夜までの 肌のぬくもりさえ
今朝には 他人(ひと)のものみたい
夢の終わりを
どこかで分かっていたのに
ただただ そばにいたくて
さよなら 私の5時46分
言えなかった「好き」が
構内で風に舞う 最後の願い
君が幸せでありますように
「またね」も言わないまま
シーツのシワだけが 二人のことを知っている
季節が変わる音がする
春が来る前に 君は行く
さよなら 5時46分
ホームに残った 片想い
重ねた夜も 忘れるように
君は 新しい生活へと消える
さよなら さようなら
私の大好きな人
ホームに残るのは
言えなかった気持ちと
小雪だけ
でもどうか
これからの君が
幸せでありますように