情熱だけでは、長い戦いは続かない。
スタートアップを続けるには、パフォーマンスを「科学」で管理する必要がある。
その一番シンプルな例が、岡本の朝のコーヒーだ。
豆の量、温度、抽出時間。
すべてをスケールとタイマーで測る。
目分量は使わない。
理由はシンプル。
原因と結果を、必ずリンクさせるためだ。
変数を固定し、ひとつだけ動かす。
結果を見る。
そしてまた試す。
これはコーヒーの淹れ方であり、
同時にスタートアップの経営そのものでもある。
そして毎日同じ条件で淹れていると、
あることに気づく。
味が変わる原因は、
豆でも温度でもなく――
自分のコンディションだ。
コーヒーは嘘をつかない。
朝の一杯は、その日の自分を映すセンサーになる。
次回、
「今日はダメな日」は朝の一杯で判別できる。
コンディションが悪い日、
経営者はどう戦うべきか。