まず院政期から中世です
平安時代ですが中世です
源氏や平家など武士が台頭していますので
ですが移行期なので、
次の鎌倉室町の文化の先駆というか
古代文化との中間点みたいな面があります
まず絵巻物
絵巻物は大和絵で書かれています
大和絵は国風文化以降で、唐絵に対して日本の風景や人物を描く
それが巻物の形で現存している
4大絵巻が特に有名です
源氏絵巻、伴大納言、信貴山縁起、鳥獣人物戯画
人物も描かれているので最近は鳥獣人物戯画と言います
源氏物語絵巻は、いまは1枚ずつ切り分けられていますけど
実は絵巻者の量的全盛期は鎌倉時代ですが、
この時期から花開きます
さすがに絵の話をラジオ、ポッドキャストでは難しいです
京都に「府立陶板名画の庭」という屋外美術館があります
最後の審判とか、モネの睡蓮とかの名画を
陶器の板に転写して展示するというユニークな美術館です
その中に、鳥獣人物戯画が全巻分あって、堪能できます、触れます
オススメです。きょうのサムネはその写真です
次に説話文学
説話とは、要するに伝説など不思議な話などなどです
平安初期の『日本霊異記』が最古とされています。
これも鎌倉時代に多数作られますが、
院政期の『今昔物語集』が大作で本格的です
『日本霊異記』は仏法を民衆に説くためのネタが中心でしたが、
今昔は広いジャンル、中国やインドが舞台のものも集めています
次に軍記物
こちらも軍記物の全盛は鎌倉時代、特に『平家物語』ですが、
院政期に『陸奥話記』という、前九年合戦を描いたものが生まれています
平将門を描いた『将門記』は平安中期成立と思われますが、漢文です。
最後に歴史物語
フィクションではない歴史を、
竹取や源氏のような、かな物語で書こうという企画です
『大鏡』が有名ですよね、古典でも習う、超高齢者ふたりの思い出話
これが鎌倉室町とシリーズ化して、今鏡、水鏡、
4つめの増鏡は南北朝で、ほぼ同時代の話になります
略して「大今水増」
もうひとつ、『栄華物語』もあります。
これは国風文化に入れる考え方もあります
実は40巻のうち30巻と、あとの10巻は作者が別です
実は前半30巻のうち27巻くらいは道長のストーリーです
ここで区切れば時期的に国風文化に入ります
全体としては宇多天皇から堀河天皇までなんで、
完成は院政期の初期ということです
なお、なぜ宇多からというと、
六国史が光孝天皇で終わっているから、その続編の意識なんでしょう
建築、仏教関係と芸能は次回に。
#日本史
#院政期文化