🎙️ 【MBA論文研究DAY34】「先輩、なんで今その声かけしたんですか?」に答えられなかった日へ
新人ナースから、こう聞かれたこと、ありませんか。
「先輩、なんで今、その声かけをしたんですか?」
——言葉に詰まる。
「えっと、経験的に……」
「なんとなく、そう思ったから……」
ベテランほど、この「なんとなく」が増えていく。
でも、新人に伝えるとき。
自分の指導が正しいのか、自分で確かめたいとき。
「なんとなく」では、足りない。
その「なんとなく」の奥には
深さ——どうしてその声かけが必要なのかという、理論的な裏付け。
広がり——他の場面、他の職種、他の患者さんにも応用できるという、汎用性。
この両方がそろって、はじめて、
あなたの臨床は「経験知」から「実践知」に変わっていきます。
今朝のラジオでは、ACT論文の創始者ヘイズ博士の一文
——“a research program of considerable depth and breadth”(深さと広がりを持つ研究プログラム)——から、
4年4,700名の臨床と、自分の理論の”深さと広がり”を確かめた朝をお届けします。
【今朝のテーマ】
🌿 Hayes論文18文目「深さと広がりを持つ学問」の宣言文を読み解く
🌿 「経験知」を「実践知」に変える、深さと広がりという2つの軸
🌿 Embodied Safety(身体化された安全性)4層モデルにも、深さと広がりが育っていた
【今日の英語表現】
▫️ considerable depth and breadth
/ かなりの深さと広がり
/ depth(深さ)、breadth(広がり)——形容詞ではなく名詞形にすることで「性質そのもの」を抱きしめる学術英語の品格
▫️ now exists as 〜
/ 今や〜として存在している
/ 自分の研究領域や理論が「もう確立していますよ」と宣言するときの強い動詞
▫️ a research program of 〜
/ 〜についての研究プログラム
/ 前置詞ofは「中身を説明するof」——後ろからprogramの内容を説明する形
【参考文献】
Hayes, S. C., Luoma, J. B., Bond, F. W., Masuda, A., & Lillis, J. (2006). Acceptance and Commitment Therapy: Model, processes and outcomes. Behaviour Research and Therapy, 44(1), 1-25.
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配信者プロフィール
益田緑(Midori Masuda)
有限会社ヴェール代表/日本メンタルコーチ協会®代表
医療福祉従事者向けメンタルコーチング歴4年、体験セミナー約4,700名・本講座約300名の実績。
University of Wolverhampton MBA Top-Up 在籍予定/修士課程進学準備中。
「人間性心理学、認知科学、ACTを現場に翻訳する人」として、毎朝お届けします。
#MBA論文研究 #Medico #医療福祉従事者 #ACT #EmbodiedSafety