背番号12番の夏 ーサッカーW杯と40代の私ー
2026年サッカーワールドカップが開幕した。
6月12日、朝5時にテレビをつけると、鮮やかな芝のグリーンが目に飛び込んできた。メキシコ対南アフリカ。
その瞬間、「あぁ、サッカーっていいな」と、素直にそう感じた。
私にとってW杯は、人生のお祭りだ。
キャプテン翼に憧れた小学生のころ。中学でサッカー部に入ったものの、周りは少年団出身の経験者ばかり。
ドリブルもできない私は背番号12番、ずっと補欠だった。さらに原因不明の不調が続き、後に貧血と判明。
体力は戻っても、レギュラーを取ることは叶わなかった。
それでも、サッカーが嫌いになったことは一度もない。
あれから約30年。
今は子供たちと一緒にW杯を見ている。「パパ、次はいつ試合あるの?」その一言だけで、十分に嬉しい。
うまくなくていい。詳しくなくていい。ゴールの瞬間に叫べばいい。
40代になって気づいた、スポーツの楽しみ方。その思いを一曲に込めました。
🎵「背番号12番の夏 ーサッカーW杯と40代の私ー」
【歌詞】
[Intro]
朝5時、テレビをつけた
芝のグリーンが目に飛び込む
メキシコの緑、南アフリカの黄色
あぁ、またこの季節が来た
[Verse 1]
キャプテン翼に憧れた少年は
本棚に漫画を並べて夢を見た
中学の校庭、サッカー部の朝練
ドリブルもできない、それでも走った
周りはみんな経験者ばかり
組織的な動き、戦術もわからない
それでも好きだった、ボールを追う姿が
胸の奥に火をつけていた
[Pre-Chorus]
息が上がる、足が止まる
原因もわからないまま
副キャプテンの声が響く
「もっとできるぞ」——でも名前は悪い例に
[Chorus]
背番号12番、補欠の夏
レギュラーにはなれなかった
でも、サッカーが嫌いになったことは
ただの一度も、なかった
うまくなくていい、詳しくなくていい
ゴールの瞬間に叫べばいい
40代になった今も変わらない
キャプテン翼に憧れたあの心が、ここにある
[Verse 2]
貧血だったと知ったのは
風邪で受けた血液検査のとき
2ヶ月の治療、グラウンドを走ったら
周回遅れの私が、気づけば先頭に
体力は戻った、でも時間は戻らない
中学3年間、一度もメインには立てなかった
それでいい、それでよかった
あの補欠の日々が、今の私をつくった
[Pre-Chorus]
リビングのソファ、家族が並ぶ
子供たちが聞いてくる
「パパ、次はいつ試合あるの?」
その一言だけで、もう十分だ
[Chorus]
背番号12番、補欠の夏
レギュラーにはなれなかった
でも、サッカーが嫌いになったことは
ただの一度も、なかった
うまくなくていい、詳しくなくていい
ゴールの瞬間に叫べばいい
40代になった今も変わらない
キャプテン翼に憧れたあの心が、ここにある
[Bridge]
ロナウド、メッシ、ヤマル、ハーランド
子供たちが名鑑をめくる
「何歳なの?」「身長何センチ?」
目を輝かせて、比べている
押しつけなくていい、好きにならなくていい
ただ、お祭りの日に友達と笑えたら
それだけで十分、それだけでいい
パパはそっと、隣で応援する
DAZNで全試合、Fire TVで家族と
録画の心配も、深夜に無理して起きることも
もういらない——見たいときに、見たい試合を
この夏の幸せは、ここにある
[Final Chorus]
背番号12番、あの頃の私へ
補欠でよかった、走り続けてよかった
サッカーが好きという気持ちだけは
40年経った今も、まったく変わらない
うまくなくていい、詳しくなくていい
ゴールの瞬間に叫べばいい
家族と並んで、テレビの前で
それだけで、人生のお祭りだ
[Outro]
朝5時、テレビをつけた
芝のグリーンが目に飛び込む
あぁ、サッカーっていいな
スポーツっていいな
背番号12番の少年は
今日も、ここでボールを追いかけている
——ずっと、ずっと、変わらずに
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