substack
前回
https://open.substack.com/pub/yusukeoyaman/p/nurture-word?r=kglwf&utm_medium=ios
---
## 【完成版】AIの濁流と、私たちが無意識に背負う「差別化」という鎖
先日、ある文章を公開する直前に、どうしても消すか残すか迷って、ふと手を止めてしまった一節がありました。
それは、「AI時代だからこそ、自分の言葉を持つことが差別化になる」という内容でした。
最初は、これが一番の結論だと思っていたんです。
でも、ふと考え込んでしまいました。
もし私がここで、みなさんに向かって「独自の視点を持たなきゃダメだ」「もっと自分の言葉を持て」なんて主張したら、どう感じるでしょうか。
きっと、「もっと頑張らなきゃ」「特徴を持たなきゃ」と、見えないプレッシャーをかけてしまうんじゃないかと思ったんです。
私の発信のゴールは、誰かを追い詰めることではありません。
読んでくださる方の発信活動や日常が、少しでも「楽になっていただくこと」なんですよね。
### 「差別化」という名の、見えない鎖
「他の人と差別化しよう」
「もっと尖っていこう」
「自分のいいところを伸ばそう」
世の中には、そんな効率化のノウハウや正論が溢れかえっています。
でも、そうした言葉は時として、自分自身を縛り付ける重たい「鎖」になってしまうと思うんです。
毎日更新しなきゃいけない。
インプレッションを上げなきゃいけない。
人見知りなのに、無理して交流しなきゃいけない。
これらはすべて、私たちが無意識のうちに自分にかけてしまった「鎖」ですよね。
鎖がついたままの重たい状態では、軽やかに走ることなんてできないと思うんです。
「毎日投稿しないと成長できない」と思われがちですが、実はそんなことはありません。
私自身も、最近は発信のペースを落としてみました。
それでも、成長できる人は成長しますし、届くべきところにはちゃんと届いていると感じています。
### 選ばれなかった言葉たちが、土壌になる
文章を書こうとしたとき、頭の中にはたくさんの感情や感覚、そして言葉の「点」が浮かびますよね。
でも、それを線にしようとすると上手くいかなくて、結局また点に戻ってしまったり、削り取ってしまったりすることがあると思います。
でも、安心してくださいね。
選ばれなかった言葉や、言わずに飲み込んだ思いは、決して無駄になったわけではありません。
それらはすべて、あなたの内側で「言葉を育てる」ための大切なプロセスだったんです。
目に見える完成された文章の手前には、そうやって静かに育ちを待っている、感情や感覚の種がたくさん眠っています。
その言葉たちがゆっくりと育っていけば、いつかまた何かと結びついて、あなたらしい文章となって世に出ていくのだと思います。
### 本音の居城で、鎖を外す
だから、今日はもう、思い切って肩の力を抜いてみませんか。
「毎日やらなきゃ」という鎖は、今夜だけはそっと外してしまっていいんです。
サボったっていい。疲れた時は、罪悪感なんて布団の隅にでも丸めておいて、ただゆっくり寝ちゃえばいいんですよ。
「はぁ、なんか安心したな」
そんな風に、今夜は深く長いため息をついて、心から休んでいただけたら嬉しいです。
みなさんは今、ご自身にどんな「鎖」をつけていると感じますか?
もしよければ、今日飲み込んでしまった言葉や、削り取ってしまった思いと一緒に、コメント欄でこっそり教えてくださいね。
ここは本音の居城です。
あなたの言葉がゆっくり育つのを、いつでもお待ちしています。