先週末は建国250周年とワールドカップ開催の熱気に沸いていたアメリカですが、自国の敗退でお祭り騒ぎのピークは過ぎ去り、現実へと目線が戻りつつあります。
時を同じくして、停戦が破られたイラン情勢の緊迫化により、市場は一斉にリスクオフへと舵を切りました。
月曜日の配信でお話した「Market is just fine」という楽観の賞味期限が、今まさに試されています。
年初の最高値から一服しつつも、中国などのドル離れ(金買い)を背景に底堅く推移するゴールド。
一方で、一時的な上昇も一瞬で161円台へ押し戻され、かつての安全通貨の影もなく「新興国通貨」のような神経質な動きを見せる日本円。
既存のルールが通用しなくなった多極化の時代において、特定の国や通貨のシステムに人生を100%依存させることは最大のチョークポイントになり得ます。
お祭りの熱狂から一歩距離を置いて、金融とインフラの仕組みを使って「自分自身の人生のハンドル」を握り直す、防衛戦略をお届けします。
📌 今回の視点
・ワールドカップのメタファー:ベスト8が出揃い、佳境に入った過酷な戦いの始まり
・中東情勢の緊迫化:和平交渉の崩壊と市場のリスクオフ
・ゴールドを巡る国家の思惑:中国の金買いと、インドの過去の金規制が意味する「ドル離れ」
・新興国化する円の現在地:161円台膠着から見る、主要通貨の信認の過渡期
・個人ができるサプライチェーン構築:資産、銀行口座、居住地などのインフラを多極化する本当の意味
【ご留意事項】
当番組で提供する情報は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、特定の商品の勧誘や売買の推奨を目的としたものではありません。投資の最終決定は、ご自身の判断と責任において行っていただけますようお願い申し上げます。
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