作、さよちゃん
《さよ空文庫》
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マルハナバチは、『理論上、飛ぶ事は不可能』『絶対に飛べるはずがない』とされてきました。大きな体に対して羽があまりにも小さく、どう考えても飛行は不可能であると。しかし『理論上』飛べないマルハナバチは、そんな理論なぞ知らず、空を飛び回っています。飛べないどころか、航空技術では高度とされる、空中静止、華麗なアクロバット、次々と見事な曲芸をこなしていくではありませんか。いろいろな科学者や技術研究者が必死になって、マルハナバチがどうして飛べるのか調べましたが、やはり『理論上、不可能』なままだったのです。
しかし時が経ち、科学や研究が進むことによって、マルハナバチがどのように飛ぶかが解明される事になりました。マルハナバチは、飛行機や鳥、また他の空飛ぶ生き物、昆虫の多くとは違い、羽を『回転』させ『空気の粘り」を捕まえる事で飛行するという、独自の飛行方法を持っていたのです。
そう、マルハナバチは小さな羽でありながら、周りと『同じ方法』や、人間の考える『不可能』の欄念にハマる事なく『自分にあった方法』で、空を飛ぶ事が出来ているのです。
私たちも、たとえ『不可能』、『難しい』と思えることがあっても、自分自身に合った方法を見つけることで、不可能が、可能になる日が来るかもしれませんね。
それからもうひとつ。デンマークのスポーツ用品メーカー「ヒュンメル」は、マルハナバチのデンマーク語読みです。このブランドのマークもマルハナバチをデザインしたもので、「不可能を可能にする」という精神を表しています。みなさんも、どこかで目にしているかもしれませんね。
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