コンサルタントとして、ただ「答えを教える」だけの関わり方では不十分だと感じています。
私は起業スクールの運営や企業へのマーケティングコンサルを行う中で、常に大切にしていることがあります。それは、相手の「本当はどうしたいか」をきちんと聞くことです。
■ 色眼鏡を自覚することから始まる
人は誰でも、自分の経験や価値観という「色眼鏡」を通して物事を見ています。コンサルタントも例外ではありません。
たとえば、インスタ集客に悩む方から相談を受けたとき。投稿を見れば「リサーチが足りていないのかな」と感じることはあります。でも、そのまま伝えても意味がないケースがほとんどです。
その方が本当に困っているのは、時間がなくてリサーチできないのか、そもそも投稿自体が嫌になっているのか、それとも別のところに問題があるのか。背景は人によってまったく違います。
自分の色眼鏡だけでアドバイスを押しつけるのではなく、まず相手の状況をしっかりと聞く。そこを大切にしているからこそ、私のコンサルは60分の予定がいつも延びてしまうくらい、丁寧な対話を重視しています。
■「自分軸」は人の数だけある
起業している方なら「自分軸を大切に」という言葉を一度は聞いたことがあると思います。
私自身、さまざまな経験を重ねる中で、「自分の普通は普通じゃない」「普通が正解でもない」と気づいていったんです。
コンサルタントとして多くの方と関わるからこそ、自分の成功パターンや価値観を押しつけるのではなく、その方自身の軸を一緒に見つけていくことが本当に大切だと感じています。
情報があふれる今の時代、他人の意見と自分の気持ちが混ざってしまい、「自分って何だろう」「強みなんてない」と迷子になってしまう方も少なくありません。強みは自分一人ではなかなか見えにくいもの。誰かと対話しながら引き出していくプロセスが、とても重要です。
■ テンプレートやTTPだけでは差別化できない
集客スクールでよく聞くのが、「テンプレート通りにやったけどうまくいかない」という声です。
テンプレートはあくまで見本にすぎません。同じテンプレートを使っても結果が変わるのは、お客さんが惹かれるポイントがそれぞれ違うから。その見本をどう使いこなすかは、その方の価値観や強みによって変わってきます。
AIを活用するときも同じです。ただテンプレートに文字を埋めるだけでは売れません。その方の一次情報や価値観を引き出せるようなプロンプト設計が必要です。
TTP(徹底的にパクる)という考え方も、枠組みや思考法を参考にするのは有効ですが、中身まで丸ごとコピーしても、先駆者には信頼でも知名度でも勝てません。差別化とは、自分の強みと価値観を起点にすることだと私は考えています。
■ 強みと価値観は、対話の中で見えてくる
私自身も、コーチングを通じて「自分の強みってこういうことだったんだ」「自分が大切にしていることはこれだ」と少しずつ理解を深めてきました。そして今も定期的に振り返ることを続けています。
もし「最近、自分の強みや軸を見失っているな」と感じることがあれば、気軽にご相談ください。答えを押しつけるのではなく、あなた自身が持っているものを一緒に整理するお手伝いをします。
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