ロードマップ作成会にお越しいただいたお客様から「いつもの相談と全然違いました」という嬉しいお言葉をいただいたので、その背景にあった気づきをシェアします。
■どこに行っても、言われることは同じだった
そのお客様は、ご自身のサービスをお持ちでスクールにも通われていたものの、集客がなかなかうまくいかず、複数のコンサルや相談窓口を渡り歩いてきた方でした。どこに行っても言われることは同じ。「SNSをしっかり動かしましょう」「発信を増やしましょう」「リサーチを徹底しましょう」——そして最後には「うちの講座はどうですか」という流れ。
やるべきことはわかっている。でも、できない。その状態が約1年間続いていたそうです。
■「どうせまた責められる」という前提で話していた
今回の相談でお話を聞いていて気づいたのは、そのお客様が「どうせまた責められる」という前提で話し始めていたこと。私が口を挟む隙もないくらい、できない理由を次々と話し続けていました。
おそらく、過去に「なんで1回言ったのにできないんですか」「なんでこのやり方が難しいんですか」という言葉を繰り返しかけられてきたのだと思います。だから先に全部説明して、自分を守ろうとされていたんですね。
一通り話し終えたタイミングで、私はひとつだけ聞きました。
「実際、どうしたいとかってあるんですか?」
するとお客様は「えっ」と一瞬止まって、「確かに、自分がどうしたいかって考えたことなかったですね……」とおっしゃっていました。
■意識的に使わない2つの言葉「なんで」と「べき」
私がコンサルをする上で、意識的に使わないようにしている言葉が2つあります。それが「なんで」と「べき」です。
たった2〜3文字の短い言葉ですが、この言葉は人を一瞬で防衛モードに入れてしまいます。子どもに「なんでできないの」と言うと、すぐに言い訳を考えたり、小さな嘘をついたりしますよね。大人もまったく同じです。特にまだ信頼関係が築けていない段階でこれらの言葉を使うと、相手は心を閉じてしまいます。
「べき」も同様で、影響力のある人から「絶対こうするべき」と言われると、本心ではそう思っていなくても従ってしまいがちです。そしてもしうまくいかなかったとき、「あの人に言われた通りにしたのに」と他責になってしまうことも少なくありません。
■事実と感情を切り分ける
私が代わりに大切にしているのは、「事実と感情を切り分けること」です。
まず起きていることの事実を確認する。次に、そのときどう感じたか、何を大切にしたいかという感情や価値観を丁寧に聞く。そのうえで「では、それらをすべて満たせる理想の形は何か」を一緒に考えていく——この順番を意識しています。
今日のお客様も、1年間ずっと「Aの方向で頑張りましょう」と言われ続けてきた方でした。でも話を丁寧に聞いていくと、その方に合う道はBだと感じたので、その視点をお伝えしたところ、「そちらで一旦やってみます」と方向を切り替えて帰っていかれました。
■「この人と話すと何か変わりそう」という直感
いろんな場所に相談しても毎回同じことを言われる、あるいは言う人によってバラバラで混乱してしまう——そういう経験をされている方は多いのではないでしょうか。
「この人と話すと何か変わりそう」という直感は、思っている以上に大切なサインだと私は思っています。
もし今、やるべきことはわかっているのに動けない、相談しても同じところをぐるぐるしている、そんなモヤモヤを抱えていらっしゃる方がいれば、ぜひお気軽にご相談ください。正解を押しつけるのではなく、あなた自身が「これでいこう」と思える道を一緒に見つけるお手伝いができたらと思っています。
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