#33 声にも筆跡がある――ポッドキャストというおたより 天声人語を読んで
10月8日の朝日新聞「天声人語」は、手書きの文字に込められた思いについてのお話。
武家の「右筆」や小川糸さんの『ツバキ文具店』に登場する代書屋。人の思いを代わりに文章にする仕事は、現代の生成AIによる代筆や編集・校閲にも通じます。
AIが整えた文章を手書きで清書することもあれば、話した言葉を文字にすることもできる。習字や写経のように、書く行為そのものにも意味があります。
人は泣き、叫び、音楽を奏で、歌い、語り、文字を書いてきました。形は変わっても、誰かに何かを伝えたいという思いは変わらないのでしょう。
手書きの文字には、その人らしい筆跡が残る。では、声はどうでしょう。抑揚、息遣い、間、言いよどみ。声にも、その人だけの筆跡があるのかもしれません。
そう考えると、この「ネジネジ低空飛行」も、声で届ける一通のおたより。
今日もあれこれネジりながら、思いを声にしてみました。
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