#ショートSTORY
#消えていく
#朗読
【消えていく…】
賑やかな毎日
恵美子は その生活に満足していた
次から次へと仕事のオファーが入り
自分が思いつきで立ち上げた
スモールビジネスも
満更でも無いと思っていた
学生時代の友人達にも
その噂はあっと言う間に広がった
それぞれ大手企業へ就職をして
それなりの地位を持つ年頃
美子もその一人だった
同窓会の知らせ…
いつもならゴミ箱に入れる
その封筒を今日は手にしていた
行ってみようかな?
今の恵美子は自信で溢れていた
妄想の中の会話を言葉に出した
「そんな事ないよ〜 普通に誰でも出来る事しかして無いから」
だが 本心は違った
(やれるものならやってみな)
そんな気持ちになるのには
理由があった