自分の弱さを認めることは、弱くなることなのだろうか?
そもそも、弱さって何なのでしょうか。
僕は長い間、合氣道に関わってきました。
武道に興味を持つ人には、強くなりたいという思いを持っている人も多いように感じます。
でも、僕自身は最初から強さにはあまり興味がありませんでした。
合氣道の技で起こる不思議な現象が、なぜ起こるのか。それを知りたくて稽古を続けてきたんです。
例えば、武道でいう弱さを、相手に主導権を取られている状態だと考えてみます。
でも、その状態を認めること自体は、強いことでも弱いことでもないように思うんです。
ただ、自分の状態を認識しているだけですよね。
それなのに、弱さを認めることが難しいのはなぜなのでしょうか。
僕は、そこに感情が関わっているように感じています。
自分の弱さに直面したとき、感情が大きく揺れると、今の自分をそのまま見ることが難しくなる。
反対に、弱さを認められるということは、感情に飲み込まれずに自分を見られている状態なのかもしれません。
もし強さという言葉を使うのであれば、そうした穏やかな状態を強さと呼ぶこともできるんじゃないでしょうか。
そして、自分の今の状態を知ることは、成長していくためにも必要なことだと思うんです。
今回は、そんなことを考えてみました。
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田中宗吾の活動について
僕は、人との関わりや日常の中にある「問い」を入り口に、対話や身体を通して、本質を感じ、考える活動をしています。
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