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第83回 子育て×読書 選択の科学 シーナ・アイエンガー著

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第83回目は盲目の大学教授、シーナ・アイエンガーさんの選択の科学です。選択を科学するとは一体どんなことなのか?原題にはThe Art of Choosingと書いてあるので翻訳とは意味合いが違いますね。選択はアートだと言っておりますね。最終講の所には選択を芸術作品にまで昇華させるには?どんなマインドセットが必要なのでしょうか? 今回は以下の3点について語りました。 1_日々の選択は本当に自分自身の選択なのか? 大小様々な意思決定=選択を日々行っておりますが、その選択は果たして本当に自分自身の選択なのでしょうか?という問いを読みながら感じました。 選択は人を幸せにし、選択こそが人間らしいさを規定するのか?自ら選択する自己決定感は幸福にも繋がりますが、多分に環境や置かれている文脈の影響を受ける事を知っておくことが大切なのかも知れません。 2_人生の意味とは? シーシュポスの神話の例が出てきますが、カミュの人生の儚さや不条理な部分を物語るストーリーです。人生が生きるに値するか否かを判断すること、それが哲学の根本問題に答える事だとも語っていますが、哲学することは日々の課題や子育て人間関係にも利きます。何事にもおいても無批判に受け入れるのではなく、批判的に物事を見ていく態度を鍛えられると思っております。 3_三元連立方程式とは? 非常に重たい問いに向き合うことになりますが、人生とは?人生=選択×偶然×運命だと捉える事ができます。自身のリソースを選択、偶然、運命どこに割くかで人生の意味合いが変わってくるという理論です。プランド・ハップンスタンスセオリーではありませんが、計画的な偶然も考えておく必要もあるでしょうし、一方で自身の選択にどう向き合って行くか?選択に向き合う事は未来と向き合う事でもありますね。選択を著者はアートと表現しておりひとつひとつの芸術作品を大切にしたいです
2020年7月27日
コメント(2)
子育て×読書術研究家| ブックセラピスト
コメントありがとうございます。 アドラーにも近いのかも知れませんね。エーリッヒ・フロムもアートって言葉を使ったりしますが、深い領域まで行くとアートの世界なのかも知れないですね。
2020年7月27日
ma2z_ex(まつじい)
選択がアートだとすると、生涯アートってことですよね。アドラーに近い考えだと思いました。
2020年7月27日
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