#三味線 #上方唄 #寄席の音楽
江戸時代、京都や大阪を中心とする地域は「上方(かみがた)」と呼ばれておりました
この番組では、拙いながらも、上方落語にまつわる寄席のおはやしや、上方唄を少しずつ演奏していきます♪
#3
獅子は(せつほんかいな)
獅子は せつほんかいな
獅子は喰わねど獅子喰い喰いと
雨や霰や甘露梅
ぞろりやぞろりやぞんぞろり
めでたいなめでたいな
橋の せつほんかいな
橋の欄干に腰打ち掛けて
向こうを遥かに見渡せば
弁天松原小松島
りゅうりゅうと(きゅっきゅっと)立ったはありゃなんじゃ
あれかいなあれかいな
昔昔その昔 ずっと昔の大昔
九郎 せつほんかいな
九郎判官義経さんは
静御前を共につれ
夜も昼も離しゃせぬ
よんぼりよんぼりよよんぼり
烏帽子狩衣立烏帽子
めでたいなめでたいな
※他にも言い回しの異なる歌詞あり
元歌?
せきぞろ(節季候)
宍は(ホンカイナ)喰わねど
宍喰越えて 雨や霰や甲浦
ゾロリヤゾロリヤゾンゾロリ
めでたいなめでたいな
橋の(ホンカイナ)欄干に
腰打ち掛けて 向こう遥かに見渡せば
弁天松原小松島
キュッキュと立ったはありゃなんじゃ
あれかいなあれかいな
昔々その昔ずっと昔のまだ昔
九郎(ホンカイナ)判官義経さまは
静御前を連れて逃げ
夜も昼も語り合い
よんぼりよんぼりよよんぼり
烏帽子掛けたる烏帽子岩
ゾロリヤゾロリヤゾンゾロリ
めでたいなめでたいな