★「著作権フリー」は3種類
①「自由」の「フリー」🗽
・著作権の保護期間が切れている
・相続人がいなくて権利が消滅
・そもそも著作権の保護対象でない
⇒自由に利用できることが法律で決まっているもの
⇒「パブリックドメイン」
②「無料」の「フリー」💸
⇒無料で素材を使ってもいい
⇒必ずしも自由に使っていいわけでない
③「解放」の「フリー」🕊
⇒有料か無料かは関係なし
⇒使用を許可した範囲内では、いくらでも使っていい
⇒権利としてはコンテンツホルダーに所属するが、その人の意思で著作権は行使しない
★②と③は、必ずサイトの規約を確認
⇒コンテンツの利用方法を取り決めている
★「著作権フリー」としか書いてない場合
⇒「著作権放棄します」も同様
⇒その作者や権利者に、どこまで使用していいのか問い合わせる
★「著作権フリー」を誤解した場合
・「著作権フリー」の表示を信じて使ったけど、本当の権利者の許可がないものだった😱
・実際にあった事件
⇒法律事務所のウェブサイト担当が、どこかから「フリー素材」を見つけて使用
⇒元々権利を管理している会社から訴訟提起
⇒損害賠償請求が認められた
(東京地裁平成27年4月15日判決平成26(ワ)24391号)
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail7?id=85082
・「著作権フリー」でも、その人が著作権を持っているとは限らない⚠️
★ちゃんとしたサイトを使おう
・「著作権フリー」としか書いてない怪しいサイトは🙅♂️
・権利の関係や使用許可の条件等を明示してるサイトなら🙆♂️
#べんりしほっしー #ビジ法4
※配信時点の判例通説等に基づき、個人的な見解を述べています。唯一の正解ではなく、判断する人や時期により解釈や法令自体が変わる場合がありますので、ご注意ください。