★セイバンのランドセルから「天使のはね」が登場するまでの歴史
・ランドセル業界トップシェア
⇒セイバン「天使のはね」
⇒2003年、シェア50%
・1946年:生産開始
⇒1950~60年代:ランドセル普及
⇒1970年代:背負いやすさの時代
⇒その後:軽さの時代
⇒1993年:「わずか740gのランドセル」でギネスブック
・教科書入れると重くなる
⇒肩と腰に負荷
⇒「天使のはね」登場
★「天使のはね」の登場と名前の由来
・お遍路めぐりがヒント
⇒重心高くして体感を軽く
⇒肩のベルトのつけね部分にプラスチックのパーツ
・パーツの形状が左右1対で天使の羽根に見える
⇒ネーミング
・名前もロゴも商標登録済
★類似品の登場と、知財意識の向上
・類似品が次々登場
・実用新案権など取ったが、ライバルにより無効にされた
⇒開発時から知的財産を意識するように
★「美観」と「機能」、両方カバーする「意匠権」に注目
・デザインの権利「意匠権」
⇒「美観」+「機能」も保護
⇒「この形状でなければ、この機能が実現できない」
⇒デザイン=機能
⇒機能保護の「意匠権」が有効
⇒他社はそのデザイン=機能を真似できない
⇒競争力を高められる
※参考:
・セイバンHP
https://www.seiban.co.jp
・PATENT Attorney VOL.100
https://www.jpaa.or.jp/cms/wp-content/uploads/2020/12/patent-attorney_Vol.100.pdf
#はじめまして #べんりしほっしー #ビジ法74 #知的財産 #意匠 #意匠権 #天使のはね #ランドセル
※配信時点の判例通説等に基づき、個人的な見解を述べています。唯一の正解ではなく、判断する人や時期により解釈や法令自体が変わる場合がありますので、ご注意ください。