更年期は、今まで生きてきた人生の中で一番ツラく厳しい時期でした。たくさんのものを失ったし、今思い出しても泣けます。
あの時に発症した耳鳴りは一生治らない後遺症となりました。
友だちにご飯に誘われるだけでも心がざわついた。ステキなお店を段取りしてくれる友だちに「いつも段取りしてくれてありがとう」と思っていたのに、あの時期は「いつも主導権握ってくる」とさえ思っていました。
病気のせいで一晩中鳴く猫にさえイライラしました。病と闘う猫に「うるさい!」と泣いて叫んだことは今でも心の傷になっています。
更年期を過ぎてもバラ色の人生ではありません。少なくとも私は。あの時つらく苦しんだことは、ずっとずっと傷になりトラウマとなっています。地獄のような日々でした。