先日の投稿に続く内容になります。
息子たちが幼かった頃、終戦記念日の特番ドラマで徴兵された人が、反戦家で出兵を拒み隠れているシーンがありました。30年くらい前の事で、戦争体験者も身近にあることもあり、極普通に子供も見ていました。長男が「何で嫌って言わへんの」と、聞いてきたので「あの時代は嫌とか、戦争反対とか言ったら、言ったその人だけでなく家族みんなが非国民として酷い扱いを受けたんだよ」と説明しました。「今は?」と長男。「今は言えない事はないし、言わなきゃいけないと思っている。特に男子が先ず兵隊として召集されるけど、お母さんは自分の息子が戦争に行って、他所の人の子供を殺すのは耐えられない。そんなことはさせない。」と話しました。
私自身も若い頃、開腹してみないと良性か悪性の腫瘍か判らない、と言われ手術した経験を持ち、歳を重ねたことにより、思いもかけない事態も数多く経験しました。
天災によって多くの命が奪われる。思わぬ病気で家族や親しい友を亡くす。これだけでも辛いこと。
これ以上、国と国の争いで大切な命が奪われることがありませんように。