エスカレーターの話で数年前の新聞投書欄を思い出しました。エスカレーターでは安全のために止まるよう呼びかけがされ出した頃でした。エスカレーターで後ろから成人の男性が進んできて、ある女性にぶつかった拍子にその女性が着けてたカツラが外れたそうです。男性はさっさと通り過ぎ、投書された女性がぶつかられた女性に大丈夫か声をかけると、抗がん剤の副作用で脱毛したため、カツラをつけていると、とても悲痛な形相で話してくれたと。これを読んだ当時の私は本当になんともやるせない気持ちになりましたが、今回の先生のお話で思い出し、意地悪というのは最初は小さいものから始まっても、どんどん膨れ上がり、タチの悪いものになる気がしました。自分も気をつけていきたいです。