遅ればせながら聴かせて頂きました。
この方のお気持ち、私も同じく隔離期間の10日間で同じように感じました。専業主婦の私は、それまでは私が倒れたら家は回らない!絶対に倒れられない!と気を張っていました。
産後は家事はしなくとも赤ちゃんのお世話はしていて、自分の存在価値は充分に感じれていました。でも今回は隔離されていて、寝て起きて、夫が作って運んでくれたご飯を食べるだけ。お風呂に入って寝るだけ。生きていて食べているだけで、ただただ私が居ることが申し訳という極限の気持ちにまで落ち込んでしまっていました。
そのうち、夫が家事を楽しみながらやっている姿に、私が居ないと家は回らないなんて、おごりの心が大きかったことを逆に反省し、家のことは他の家族にはできないと思っていた私は、家族を見くびっていた!!と思いました。
ピンチに家族が協力して乗り越えてくれたことに本当に感謝することができました。
隔離期間が明け、私が洗濯を干していると中学生の長男がスッと来て「申し訳ないっ」とかふざけながら言いながら手伝ってくれたり、夫は在宅している時は食器洗いを手伝ってくれたり、、
「お母さんのやることがこんなにもあって、こんなに大変だとは知らなかったんだ!」と言っていました。
私にとってはコロナの副産物。家族で協力し合う大切さや、家族それぞれの日常も感謝し合えることができるようになったことを思うと、有難い経験でした。
我が家の子どももあと数年で手がかからず、それぞれの時間を過ごすようになるんだなーと思うと、その時になって空っぽな気持ちにならないよう、専業主婦の私も家のこと家族のことだけに全力を注がず、今のうちから自分にもっと矢印を向けてみようという気になり…新しいことを始めたところです!
レターの方もどうぞご自分がワクワクできる時間をお過ごしになられますように…