太宰治の、女の独白シリーズのひとつ「待つ」
20才の「わたし」はいったい誰を待っているのでしょう。
人ではないみたい。
じゃあ何?
形はあるもの?ないもの?
漠然とした不安をとなりに置いて
ただ一心に、ここで待つ。
の?
最後の一文
「あなたは、いつか・・・・・・・」
誰かに見つけてもらいたいから待つ。
の?かしら。
見つけて欲しいのか
わかってほしいのか
私は何をどう思いたいのか
そんなことは、とうていわからない。
頭の中で不安がぐるぐるしているときって
「待つ」(しかない)
こんな感じですよね。
だって、動けないんだもの、、、。