遅ればせながら参院選投票日当日、安倍晋三氏が凶弾に斃れた翌々日に拝聴しております。
リフレ女子さんの抱える絶望感、諦念、そしてそれでも前を向うとされる心意気、物凄く良くわかります。
私なりの考えです。
政治のデフレスパイラルを止め、逆回転させるためにもまずは経済のデフレスパイラルからの脱却が先だと考えます。
貧すれば鈍する状態から脱却した国民を増やし、政治に関心を持たせる土壌を整える必要があると思います。
政治に関心を持つ比率が低まっているとは言え、関心を持つ方の母数を増やすための行為は必須だと思います。
次に経済界、取り分け経団連から政府への要請が鍵なのではないかと考えます。経団連については先日高圧経済への転換提言がなされていました。
経団連からの提言だけでは足りなくて、中小企業を束ねる組織やそれを支える地銀、信金に横串を入れたような組織からの提言や要請がなされることが理想です。
大企業中心の経団連よりも、より国内需要増の恩恵を受けやすいのが中小企業ですし、雇用者の総数が多いことは言わずもがなです。つまり中小企業側にも大きなメリットがあります。融資をしている地銀や信金も同じくです。大企業主体の経団連だけだとグローバリズム経営への未練から政府への提言の矛先が鈍る懸念があります。
中小企業と関わる金融機関からの政府への要請は未だなされていないと思いますし、やる意味はあると思います。
私が地方の中小企業経営者であるのでこのような発想しかできないのですが。