・江崎グリコ「ポッキー」
⇒1966年の販売開始から日本だけでなく世界各国でも販売
⇒「2019年に世界で最も売れたチョコレートでコーティングされたビスケット」
(約5億9000万ドル)
⇒ギネス世界記録認定
https://www.nikkei.com/article/DGXLRSP541614_T11C20A0000000/
Q. ポッキーの"持ち手"部分は何がヒントで誕生?
A. 「串カツ」
⇒江崎グリコは大阪の企業
・"持ち手"は独自開発した製造機械で作られている
⇒相当な技術とノウハウが詰まってる
⇒機械による大量生産で、細く折れやすいビスケットに"持ち手"部分を残してチョコレートをコーティングするのは難しい
⇒何度も試行錯誤と改良
⇒多額の費用をかけてようやく誕生
・ポッキーの製造設備は、あえて特許を取らずに営業秘密化
⇒門外不出のノウハウ
・特許は、独占的な権利だが、内容が一般に公開されてしまう
⇒国内外の同業他社が簡単に真似できる
⇒特許権侵害を訴える場合、その製法が同社の特許技術を使っていることを、わざわざ立証しないといけない
⇒労力に見合った効果が得られにくい
・世の中に一切公開しないようノウハウとして秘匿化
・江崎グリコの工場見学施設
⇒"持ち手部分"以外にチョコレートがけする工程が、企業秘密で隠されてる
・仮に特許を取っても、権利行使が難しい場合には、あえて特許を取らないのも戦略
⇒裏のリスクについても認識することは大切
・スタエフ専用note
https://note.com/iphossy
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※BGM
「Colors (Remastered)」by Khaim
https://www.khaimmusic.com/post/colors
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※配信時点の判例通説等に基づき、個人的な見解を述べています。唯一の正解ではなく、判断する人や時期により解釈や法令自体が変わる場合がありますので、ご注意ください。