昔はもっと狭くて広かったぜ、と男は嘘ぶく。
https://youtu.be/OK_N5-PsvQ0
木目が薫るこの店の
反対側の窓の外から
涙を滴せる黒い空
チョコレートは、鮮やかな赤色で
ウェイトレスは、二人欠勤で
なにかを想うには、ちょうどいい
メニューは壁に書いてある
白い女がそう云うから
それをぼんやり
いつまでも
空のグラスが綺麗に青いけれど
見つめているだけなのだから
そのままでいい
煙は目に沁みない
白い女が、誰にも吸わせないし
誰も入って来ないから
壁に掛けられた3台の古びた時計は
ひとつのこらず、狂ってる
それが、いいんだ
僕は、ただ想うだけ
ベルベットイースター
銀の塊を、くるくると
そのプロペラを見上げながら
僕がキミに云いたいことは、
そのまま落ちておいでよ
誰にも云わないし
誰もいないから
ベルベットイースターは、
眼の前を流れている
そのまま流れて
ベルベットイースター
随分昔、アサイマルが演奏したベルベットイースターに寄せて
#歌ってみた
#創作詩