朗読にどうぞ
プッチーニのオペラ La Bohème
重い病気のミミを気遣う気持ちに気づかず、すれ違いで別れたミミとロドルフォ
昔の恋人ムゼッタのことが忘れられない画家のマルチェッロ
オリジナルの和訳を添えて
次回は117年前の歌声を蓄音機レコードで...
エンリコ カルーソ & アントニオ スコッティ
ラ ボエーム 第4幕 1907年録音
#もうミミは帰らない O Mimi, tu piu non torni
#ラボエーム
<オリジナルの和訳>
ロドルフォの歌
あぁミミ もう きみは戻らない
あぁ 美しい日々
小さな手 かぐわしい髪の毛
雪のような うなじ
あぁミミ 若き日々は 儚く
このナイトキャップは きみ
軽やかで 枕の下に 身を潜め
全てを 知っている
ぼくらの 幸せの日々を
心に届け 失われた心に
愛は 死に果てたのだと
マルチェッロの歌
思い出せない どうやって
絵筆を運んで いたのだろう
絵具を混ぜて いたのだろう
思い通りに ならなくて
描きたいのは
空に 大地に 冬や春
描いてしまう
ふたつの 黒い瞳に
唇ひとつ ふっくらと
現われ出でる それはムゼッタ
その顔立ち
あまねく癖に あまねく偽り
その間にも 陽気に過ごす ムゼッタを
呼び続ける この 気弱な心
待ち望む 臆病な この心
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https://wadachi-road.com/archives/2249
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