今回は、【発達障害】ASD当事者の言い訳と正論バカについて考えます。ASD当事者からよく 聞く困りごととして、叱責された時に理由を説明すると「ただの言い訳」とされ、さらに強い叱 責を受けてしまうことや、自分の意見を言っても「それはただの正論だよね」と呆れられまとも に取り合ってもらえないことが挙げられます。
まず言い訳に関しては、叱責のされ方が問題と考えられます。自分も過去に「言い訳」と評され、相手に火に油を注いでしまい、結果として叱責がさらにひどくなったことを思い出します。叱られ方の基本としては「傾聴」がポイントになると思います。ただ自分の意見を主張するのでは なく、相手の話が終わるのを待ってから、「この度は申し訳ありません。実は...」のように謝罪の言葉を添えて理由を話すと良いと思います。ASDを抱えていると心の理論がうまく機能しない ため、相手の心の状態を正確に解釈することが難しい特徴があります。そのため相手の怒りの本 質を察知できないことから、余計に相手の怒りを買ってしまう可能性があります。
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YouTubeチャンネルでは、「障害や弱さを抱えていても、したたかに楽しく生きること」をテー マにしています。 学生時代は、まだ何とか「ドジっ子・天然」の範疇にとどまれたものの、社会に出ると「無能・ 努力不足」と罵られ、適応障害を起こしました。その後は自閉スペクトラム障害と社交不安障害 の診断を受け、精神障害者福祉手帳3級を所持しています。
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