アメリカ脚本家組合、俳優組合のストライキによってハリウッドは機能を停止し、TV黄金期“PeakTV”は実質的に終了。ここ最近のTVシリーズはやや不作気味?HBO(日本ではU-NEXT)の『ホワイトハウス・プラマーズ』は1972年に起きたウォーターゲート事件の実行犯が主人公のダークコメディ。Netflixから配信されている『ペイン・キラー』は、2000年以降アメリカで深刻な社会問題となった“オピオイド危機”を描く。どちらも実際の重大な事件に対して演出が軽い?巨匠デヴィッド・クローネンバーグ8年ぶりの新作『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』もいわゆる“最後の映画”?お得意のグロテスクなボディホラーに託された“君たちはどう生きるか”という想い。007もウェス・アンダーソンもクローネンバーグも攻略したレア・セドゥの大充実。クリステン・スチュワートの神経症演技もクローネンバーグ映画に映えまくり!巨匠の88年作をTVシリーズへリメイクした『戦慄の絆』は2時間の映画を6時間に膨らませ、いったい何を描いているのか?
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